レースだけでなくレーサーにも注目してみよう
1年中どこかでレースが開催されている、的中率が高いなどの魅力があるボートレースですが、レースだけでなくボートレーサーにも注目してみると、より楽しむことができます。
ボートレーサーになるためには養成所に入る必要があり、養成所では15歳以上、30歳未満という年齢制限があります。
しかし、ボートレーサーとして活躍する年齢制限はありません。10代から70代まで幅広い年齢層のボートレーサーが活躍をしています。
祖父母と孫くらい年齢が離れているのです。
70代のベテランボートレーサーと10代のボートレーサーが、同じレースで競うこともあります。年齢に関係なく活躍している点に魅力があります。
なお、養成所への入所には試験があり、倍率は30~40倍です。入所から1年間特訓を受けます。
初心者からプロまでを養成しており、特訓は厳しいものです。その厳しい特訓を受けた人たちだけがボートレーサーとして活躍できます。
そして、ボートレースには性別も関係ありません。ボートレースは激しい戦いなので男性ばかりが活躍しているイメージがありますが、女性のボートレーサーも活躍しており、全レーサー約1600人のうち女性は1割ほどです。競馬や競輪などの公営競技に比べて、圧倒的に女性の割合が多い競技です。
男性レーサーに混ざって女性レーザーが戦う姿をみられるのは、ボートレースならではです。性別に関係なく、激しい戦いが繰り広げられています。
鍛えられた肉体も魅力的です。ボートレースは体重の影響が勝敗に与えるため、男子51kg・女子47kgと体重制限が設けられています。
そのため、大柄な選手は過酷な減量に取り組んでいます。レースに勝つためには、できるだけ体重が軽い方が望ましいのです。
しかし、食べないことで体重を落としてしまうと筋肉が減少をします。ボートレースは体力が必要な競技です。体重を軽くしても筋肉は落としてはいけません。そのため、体作りには気を使っています。
ボートレースはほぼ一年中どこかで開催されており、トップレーサーにもなるとレースへの出場やレース場への移動がほぼ毎日のようになり、常に体重管理に気を配っています。
レース中はボートレーサーの様子がわかりにくいですが、レース前やレース後などに見られるボートレーサーに肉体も魅力の一つです。
レースと一緒にボートレーサーにも着目をすると、より楽しめる競技です。また、レーサーについてよく知ることは勝つためにも大切なことです。