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競艇漫画の金字塔「モンキーターン」

2018/07/25

手でお金のサインをする男性

■はじめに

皆さんは「モンキーターン」という漫画をご存じでしょうか。
「モンキーターン」は、かつて漫画雑誌「週刊少年サンデー」(小学館発行)にて連載されていた競艇漫画です。作者の河合克敏先生はかつて同雑誌にて「帯をギュッとね!」という柔道漫画を連載されていたんですが、その漫画終了から間を空けずに連載開始されたのが「モンキーターン」でした。
「モンキーターン」は全385話となかなかのボリュームで、単行本は少年サンデーコミックスで全30巻、愛蔵版では全18巻となっています。筆者はサンデー連載分を途中から読み始めたのですが、競艇について全く知らなかった私でも非常に楽しめる作品でした。
この記事では競艇漫画の金字塔、「モンキーターン」について紹介致します。

■そもそも「モンキーターン」って何?

そもそも漫画タイトルである「モンキーターン」とは、一体何を指すのでしょうか。
言葉としてのモンキーターンとは、競艇におけるターン(旋回)の1つの方法を指します。競艇は広い意味では競馬、競輪と同じく、トラック型をしたコースを規定周分だけ周回して順位を争います。モンキーターンはその旋回の際に、ボートの上に前傾姿勢で立ち上がり、船体の外側を蹴るように回る技術です。外側に荷重がかかり、普通にやるターンよりも高速に旋回する事が可能なのです。
なおこの旋回方法、その語源は競馬の「モンキー乗り」に由来しています。モンキー乗りもモンキーターンも、使用者が枝の上の猿(Monkey:モンキー)に見えるので「モンキー」の名が付いています。

■競艇漫画「モンキーターン」のストーリー

それではいよいよ、競艇漫画「モンキーターン」のストーリー説明に移ります。
この漫画の主人公は、豆腐屋の息子、波多野憲二(はたのけんじ)です。憲二は子供の頃から野球に没頭していましたが、小柄な体格であったために高校生活最後の夏の甲子園予選・東東京大会でスクイズに失敗して敗退してしまいます。
あっけない野球人生の終わりにショックを受ける憲二でしたが、その後「競艇」と運命の出会いを果たす事になります。野球部顧問で競艇ファンの担任と、高校OGである女子競艇選手・萩原麻琴に連れられてやってきた競艇場で、憲二は生まれて初めてモーターボートを体験します。担任と萩原麻琴によって競艇の才能を見出された憲二は、野球を離れ競艇選手として生きる事になるのです。
その後、物語は競艇選手の養成所・本栖研修所編、競艇選手編と続いていきます。タイトルにある「モンキーターン」を、当然憲二は習得するのですが、憲二は何と進化した「モンキーターン」を……。
これ以上話すとネタバレが過ぎますので、今回の紹介はここまでにします。「モンキーターン」は非常に面白い漫画ですので、競艇に興味の無い方も是非どうぞ。ハマります。

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