競艇選手になる為の方法
2019/10/03
競馬、競輪と続き人気の競艇選手。現在、1596人のレーサーが活躍しており、その中には、女性212人も含まれています。
また、最年長レーサーは、71歳。反対に最年少レーサーは17歳と幅広い年齢層の選手が活躍しているといえる競艇の世界。では、そんな、競艇選手には、どのようにすればなる事ができるのでしょうか。
まず、競艇選手になる為には、ボートレース養成所に入らなければいけません。入る為の条件として、年齢、15歳以上30歳未満となり、入所日までに中学校を卒業していなければいけません。また、身長は175㎝以下。体重は男子47kg以上57kg以下、女子42kg以上50kg以下となり、体格の基準が設けられている事も特徴の一つです。その他にも、両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可)となっている為、目が悪い人はボートレーサーになる事は難しくなってしまいます。
そうした条件をクリアした人のみ応募可能となり、試験を受ける権利を取る事ができます。
そして、試験内容としては、学力試験、体力試験の2つの試験をクリアする必要があります。学力試験の内容としては、高等学校入学試験程度の内容となり、国語、数学、理科、社会の4教科を受験しなければいけません。
また、体力試験においては、柔軟性、筋力、瞬発力を試される事になります。これに合格する事ができると次に2次試験に進む事ができます。ボートレーサーの養成所に入る為には、3次試験までクリアする必要があり、非常に狭き門となっています。
2次試験では、身長及び体重測定の他、適正試験として、操作適性、反応力、注意力、調整力、スポーツビジョン、心理判断などを審査され、体力試験では、全身持久力、筋持久力、筋力、瞬発力、敏捷性、柔軟性などが審査されます。
そうして、合格する事ができた人のみ3次試験に臨む事ができ、3次試験では、眼科、耳鼻咽喉科、外科、内科、泌尿器科の身体検査。視覚、視野、音感、運動神経の適性検査。そして、面接となり、これらすべてをクリアし初めて養成所に入所することが可能になります。
そこから初めて、養成訓練期間1年間の全寮制生活がスタートし、ボートレーサーになる為の訓練が始まります。
その際、費用は無料となっている為、その点においては、安心して利用する事が可能です。募集人数は年2回で毎回50人程度。決して、誰でもなる事ができるものではないと言う事がわかってくるかと思います。