宮島競艇全艇フライング2日連続は史上初の珍々事件だった件
2018/07/25
広島県廿日市市の宮島競艇では、2018年2月のスカパー!JLC杯にて、史上初となる全艇フライングが起きましたが、それがなんと2日も続くという珍事件が起きていました。一体何が起きていたのか見てみましょう。
・まず最初は2月5日の第9レースで
最初の珍事発生は第9レースの進入固定戦でした。右横風速4メートルほどのなかで、6艇がエントリーしてスタートを迎えます。内側に3艇、外側から飛ばしてくる3艇がスタートラインに突っ込んでいきました。するとあまりに全艇が速すぎて、コンマ05を上回る非常識フライングになってしまったのです。
すぐさまレースは中止となり、舟券は全額変換というアナウンスが入りました。女性アナウンサーも「参戦した6人全員とも、即日帰郷処分をくだされたというのも、史上初の快挙(?)だったようです。しかしこれは始まりに過ぎませんでした。
・続いて翌日2月6日の第5レースで
気を取り直して翌日のレースは第4まではぬかりなく行われましたが、しかし第5レースでもまた同じことが起こりました。このレースは風が強く吹き付ける満潮の時刻のレースでした。1号艇が欠場して合計5艇で行われたレースで、スタートラインに進入していく瞬間を迎えました。
しかし前日同様、スタートラインを超えてすぐ、全艇がフライングという情報が流れてきたのです。直面したアナウンサーは「なんということでしょう~」を繰り返すばかりでした。
このレースでは、コンマ05を超えてのフライングだった丹下のみが、即日帰郷処分となっていました。前日に比べると、若干控えめな全艇フライングではありましたが、2日連続というのは過去に例がなかったそうです。
・2日連続全艇フライング失格はなんだったのか?
その翌日の2月7日は、3日連続全艇フライングが期待された宮島競艇でしたが、それは結局起こらなかったようです。その代わり、7日に開催されたレースのスタートは、どのレースも若干スタートのし掛けが悪い感じがしたといいます。それは2日も全艇フライング、帰郷祭りになったわけなので、選手も控えめな感じで入るしかなかったのでしょう。
それにしても2日連続というのは過去に例がなかった出来事だそうで、この原因が気になります。そもそも競艇ではフライングギリギリでのスタートの攻防が見せ所にもなっています。
だから誰か1人があまりに飛ばしていることで、周囲が吊られれて飛ばしてしまうということはありがちです。たまたまこの日はみんなが吊られる、飛ばし日和だったというのが、ちまたのボートファンによる見解です。