競艇の鉄板レースはどのようなレースか
2017/11/06
競馬でも非常に強い馬が二頭いるときにはどちらかが必ず優勝して、二着に残りの一頭がくるので鉄板レースと呼ばれたりします。競艇でも同じように鉄板レースが存在しています。
もともと6艇しかないのでその中にダントツの実力の持ち主がいれば予想が楽なのですが、ダントツの選手が一人の場合は連勝単式の場合組み合わせは5通りあるので、最低でも5枚の舟券を購入しなければなりません。しかし実力者が二人存在している場合には、連勝単式の場合2通りしか勝ちパターンがないので、2枚の舟券を購入すれば的中します。
競艇ではそのレースに強い選手が二人いることを鉄板(すごく硬いレース)と呼んでいます。
競艇にはA1からB2までの4つのランクが存在しています。このランクは平均勝率によって決められているのですが、規定出走回数が定められていて満たしていないと強い選手でもランクが低い場合があります。
強い選手のランクが下る理由としては、フライングや怪我や病気などによる欠場の影響が大きいとされているので、B2の選手だけのレースのなかに本来ならA1の実力の持ち主が混じっていると差がありすぎるので、レースの予想が非常に楽になります。
競艇にはS級が存在しないのですが、実際にはSGというG1よりも格上のレースがあるので、これに出場できる勝率の高いA1やA2の選手はその時点でのS級選手と言っても過言ではありません。競艇を見ているとレースの名前が総理大臣杯や笹川賞以外にも企業名やタレントの名前などが使われている記念レースがたくさんあることに気が付きます。
これは企画レースと呼ばれていて、競艇ファンの間では人気の高いレースで、女性レーサーだけを集めたレースや女性からの人気の高い男性レーサーだけを集めたレースなどが行われているので、こまめにチェックをしていると競艇を見る楽しみを増やすことができます。
G1は競艇場の開設記念を祝って行われたり、施設の改築などが完了した時にそれを記念して行われることが一般的になっています。
G2は企業の名前が付けられたレースがほとんどで、企業が出す賞金の額の大きさによってG2やG3が決められています。SGというのは選手の勝率などを参考にして出場条件が決められていて、実力派の選手だけを集めたその年の競艇の総決算的な感じのレースになります。
出場資格は優勝経験や賞金の額、一般戦での優勝回数などで決められるので、その年の旬の選手の航走を楽しむことができます。